Practical Session Script — for Satomori & Gomi
実技パート 台本
里森さん・五味さん用
00今日、持ち帰ってもらいたい2つ
これが実技パートの読後感です。ここさえ外さなければ、細かい進め方は自由でOKです。
1
「あの人、オタクぐらいの知識量ある。すごいな」
= ちょっと圧倒させるくらいでいい。初心者向けだからと薄めないでください
2
「機能改善の知識が身につきそう。
自分もトレーナーとしてめちゃくちゃ成長できそう」
自分もトレーナーとしてめちゃくちゃ成長できそう」
= 圧倒して終わらせず、「入ったら、これを教える」まで持っていく
そのための3つの振る舞い
| やること | 具体的に |
|---|---|
| 薄めない | 相手が未経験でも専門用語をそのまま使ってから噛み砕く(「二関節筋なんですけど、要するに関節を2つまたいでるので…」)。「難しいから省こう」が一番もったいない。分からなくても「この人めちゃくちゃ詳しい」は伝わります |
| 機能で語る | 各カードのオレンジ枠(メディカル/機能)が本体です。「どこに効く」で終わらせず、猫背・巻き肩・肩の詰まり・膝が内に入る・左右差といった不調と日常動作に必ず接続する。ここが「機能改善の知識が身につきそう」の正体です |
| 成長に着地 | 知識を出したら「これ、入ってくれたら1つずつ教えます」で受ける。圧倒 → でも自分にもできそう、の順番で着地させる。ここを言わないと「すごい人がいた」で終わって採用につながりません |
2人の役割
里森さん=解説と実演。教育者と、THE PERSONの営業マンの2役。
五味さん=受け手・実演モデル・参加者のフォロー。里森さんが話しやすいように場を回す。
セリフは書いていません。入り方も間の取り方も自由です。
中島はフロアに立ちません(冒頭の会社説明を担当したあとは引きます/大石さんは不在)。里森さんが「ね、中島さん」と振ったときだけ実例を1つ返します——合図だけ事前に決めておいてください。
五味さん=受け手・実演モデル・参加者のフォロー。里森さんが話しやすいように場を回す。
セリフは書いていません。入り方も間の取り方も自由です。
中島はフロアに立ちません(冒頭の会社説明を担当したあとは引きます/大石さんは不在)。里森さんが「ね、中島さん」と振ったときだけ実例を1つ返します——合図だけ事前に決めておいてください。
合間に撒く4つの軸
種目の解説に埋没すると言い忘れます。各メニューに1つずつ割り振ってあります(カードの一番下)。今日の読後感からすると B(差別化)と A(教育体制)が主役です。
| 軸 | 言うこと |
|---|---|
| B差別化 ★読後感1 | よそは普通のフォーム指導で止まる。うちは医療・慢性疾患・機能改善に接続して説明する |
| A教育体制 ★読後感2 | 研修制度があって入ったら1つずつ教える/毎月マンスリーミートアップ/里森さんが店舗を回ってその場でスポット相談/カルテでチーム共有=担当が変わっても途切れない/必要ならPT・メディカルに相談=1人で抱えない |
| C里森さんの色 | AT出身・治療の現場・フィジーク大会・現トレーニングディレクター(品質統括)。素直に出してOK——これ自体が「知識量」の裏付けになります |
| E採用への布石 | 「今日のは触りです。入ってくれたら1つずつ教育として渡していきます」 |
寄り添いの扱い(7/14の設計からの更新)
7/14は「ケア・寄り添いが7割」という配分でしたが、今日の狙いは「知識量で圧倒 + 自分も成長できそう」です。
寄り添いを削るのではなく、「なぜここまで細かく見るのか」の理由として出す——知識が先、寄り添いはその使い道、の順番にしてください。
参加者は実務経験ゼロ(5〜8名想定)。できない人がいて当たり前の空気を作るところまでが指導、というのは変わりません。
寄り添いを削るのではなく、「なぜここまで細かく見るのか」の理由として出す——知識が先、寄り添いはその使い道、の順番にしてください。
参加者は実務経験ゼロ(5〜8名想定)。できない人がいて当たり前の空気を作るところまでが指導、というのは変わりません。
01タイムテーブル(実技〜パーソナル)
| 時刻 | 内容 | 分 | 担当 |
|---|---|---|---|
| 16:30–17:30 | 設営・リハ・最終確認 | 60 | 全員 |
| 17:30–18:20 | 会社説明・ジム見学(里森さん登場は 18:05頃) | 50 | 中島 |
| 18:20–18:25 | 休憩 | 5 | — |
| 18:25 | ① 懸垂(ラットプル代替) | 18 | 里森・五味 |
| 18:43 | ② ワンハンドローイング | 18 | 里森・五味 |
| 19:01 | ③ ショルダープレス | 18 | 里森・五味 |
| 19:19–19:29 | 休憩(ここで反応を共有し、後半の濃淡を調整) | 10 | — |
| 19:29 | ④ サイドレイズ | 18 | 里森・五味 |
| 19:47 | ⑤ フレンチプレス | 18 | 里森・五味 |
| 20:05 | ⑥ ブルガリアンスクワット(※下半身) | 18 | 里森・五味 |
| 20:23 | パーソナル受講(お客様視点・グループ) | 65 | 里森・五味 |
| 21:28–21:38 | 質疑応答・クロージング | 10 | 中島・里森 |
時間の注意
1メニュー18分です(15分ではありません)。終了21:38に対して会場の枠は22:00なので、押しても22分は吸収できます。ただしパーソナル受講65分を削らないのが優先——ここが「自分もこういうトレーナーになりたい」を作る山です。
026メニューの台本
どのメニューも同じ型で回します:【振り】→ 対象筋 → ボディメイク → メディカル/機能(ここを厚く)→ 教え方のコツ → エピソード → 軸を1つ差し込む。
1
懸垂
18:25–18:43
対象筋
広背筋・大円筋・僧帽筋下部
ボディメイク
背中が広がると逆三角のシルエット。男女問わずウエストが細く見える。
メディカル/機能 ← 厚く
肩甲骨の下制・内転が入る → 猫背・巻き肩の改善に効く。デスクワークで前肩の人にすごく意味がある。
もう一つ、ベンチプレスのアクティベーションにもなる。広背筋が収縮すると胸のアーチが保てるので、「胸に効かない・アーチが崩れる」人は先に懸垂で背中を起こすとベンチの質が上がる。
もう一つ、ベンチプレスのアクティベーションにもなる。広背筋が収縮すると胸のアーチが保てるので、「胸に効かない・アーチが崩れる」人は先に懸垂で背中を起こすとベンチの質が上がる。
教え方のコツ
「腕で引く」ではなく 「肩甲骨から先に動かす」。バンドアシストで成功体験を先に作る。引く軌道はみぞおちへ。
▶ ここでエピソードを1本
型:猫背・巻き肩・肩こりで悩んでいた人が、背中を使えるようになって不調が消えた話
B 差別化「よそは"懸垂=背中"で終わる。うちはあなたの巻き肩をどう治すかまで話す。」
2
ワンハンドローイング
18:43–19:01
対象筋 / 引く方向で狙いが変わる(ここが肝)
骨盤方向に引く=肩関節が伸展して広背筋。垂直方向に引く=肩甲骨が内転して僧帽筋中部・菱形筋。
同じ種目でも引く方向で狙いが変わる——これを教えられると"わかってる感"が出ます。
同じ種目でも引く方向で狙いが変わる——これを教えられると"わかってる感"が出ます。
ボディメイク
背中の厚みを作るのは実は僧帽筋。横から見た立体感が出る。女性ならドレス・ウェディングの背中。
メディカル/機能 ← 厚く
片手なので体幹の回旋が入る。余分な動きを止めながら引くので体幹の安定性が上がる。支持側の手をベンチに置くと前鋸筋が働いて肩甲骨が安定。左右差の修正に最適。
教え方のコツ
背中は自分の目で見えないので効かせにくい。片方ずつやると集中できて意識が入る。
▶ ここでエピソードを1本
型:左右差が大きかった人/ドレスの背中を作りたかった花嫁さん
A 教育体制「こういう左右差、うちはカルテで記録して次のトレーナーにも引き継ぐんです。」
3
ショルダープレス
19:01–19:19
対象筋
三角筋(前部中心)・上腕三頭筋/僧帽筋上部・前鋸筋(安定)
ボディメイク
肩に丸みが出ると肩幅が出て、相対的にウエストが締まって見える。男性はTシャツ映え、女性はデコルテ・肩のライン。
メディカル/機能 ← 厚く
頭の上に腕を挙げる=オーバーヘッド動作の獲得。棚の上の物を取る・洗濯物を干すといった日常動作(ADL)に直結。
巻き肩の人は挙げると詰まるので肩甲骨の上方回旋を一緒に出す。痛みが出る人はインピンジメントを避けてレンジ調整。
巻き肩の人は挙げると詰まるので肩甲骨の上方回旋を一緒に出す。痛みが出る人はインピンジメントを避けてレンジ調整。
教え方のコツ
軌道は頭の真上〜やや前。肩をすくませない(僧帽筋の代償を切る)、腰を反らせない。可動域は個人差があるので無理に真上まで挙げさせない。
▶ ここでエピソードを1本
型:肩を痛めた経験のある人/五十肩明けの人に、痛みを出さず挙げられるようにした話
B 差別化「"痛い人に挙げさせない判断"ができるのがメディカル。ここが普通のジムと違う。」
19:19–19:29 休憩10分水分・トイレ。ここで3人で反応を共有して、後半の濃淡を微調整します(食いつきが良かった話を後半で厚くする)。
4
サイドレイズ
19:29–19:47
対象筋
三角筋中部(アイソレーション)※前部・後部・僧帽筋上部が代償しやすい
ボディメイク
肩幅を出してメリハリ。女性は肩のラインと二の腕の境界が出ると腕が細く見える。
メディカル/機能
三角筋中部は肩関節を安定させる(求心性)役割もある。外転をきれいに出すことは肩の安定=ケガ予防につながる。
教え方のコツ = アイソレーションの指導法
軽重量・高回数が基本。肩をすくめない(僧帽筋に逃がさない)/肘主導で挙げる/小指を上げすぎると内旋して詰まる/ネガティブをコントロール/反動を使わせない。
初心者が一番"効かせる感覚"を掴みにくい種目なので、フォームの言語化がそのままトレーナーの実力になります。
初心者が一番"効かせる感覚"を掴みにくい種目なので、フォームの言語化がそのままトレーナーの実力になります。
▶ ここでエピソードを1本
型:僧帽筋ばかり張って肩こりになっていた人のフォームを直した話
A 教育体制「"効かない"を"効く"に変える言葉のストック、これはマンスリーミートアップでみんなで持ち寄ってます。」
5
フレンチプレス
19:47–20:05
対象筋
上腕三頭筋(特に長頭)
ボディメイク
二の腕の引き締め=女性の最大ニーズの一つ。長頭を最大に伸ばして刺激するので、いわゆる"振袖"に効く。
メディカル/機能 ← 厚く
長頭は肩関節をまたぐ二関節筋。オーバーヘッドで最大に伸びるので肩の柔軟性が要る。だから猫背・巻き肩だと頭の後ろに肘が収まらない。
さっきの背中・肩の可動性づくりと全部つながっている——ここを地続きで説明できると、参加者は「体は全部つながってるんだ」と腹落ちします。
さっきの背中・肩の可動性づくりと全部つながっている——ここを地続きで説明できると、参加者は「体は全部つながってるんだ」と腹落ちします。
教え方のコツ
肘を開かない・前に出さない/肩関節は固定/重すぎは肘・肩を痛めるので軽めから/肘に不安がある人はレンジ制限。
▶ ここでエピソードを1本
型:二の腕がコンプレックスで、卒業式・結婚式に間に合わせた話(ノースリーブ・ドレス)
C 里森さんの色「肘や肩が不安な人に"やめとこう"と言える判断は、治療の現場を経てるからできる。」
6
ブルガリアンスクワット
20:05–20:23
8/21にメニュー変更
アームカール → ブルガリアンスクワットに差し替わりました。この1種目だけ下半身です。
台(ベンチ/ステップ台)が人数分と、バランスが取れない人が手を添えられる壁・ラック・柱が要ります。設営枠で押さえてください。
台(ベンチ/ステップ台)が人数分と、バランスが取れない人が手を添えられる壁・ラック・柱が要ります。設営枠で押さえてください。
対象筋
大腿四頭筋・大殿筋・ハムストリングス(安定筋として中殿筋・内転筋・体幹)
ボディメイク
ヒップアップと脚のラインが同時に作れる。両脚のスクワットより片脚あたりの負荷が高いので軽い重量でも効く。女性はお尻と脚の境目、男性は下半身の土台。
メディカル/機能 ← 厚く
これは片脚立位のトレーニング。歩く・階段を上る・立ち上がるは全部片脚の動作なので、日常に一番直結する。
見るのは3つ——①膝が内側に入っていないか(knee-in)=中殿筋が使えていないサイン ②骨盤が水平に保てているか=片側が落ちるなら支持側の安定性不足 ③左右で差がないか=痛みや古いケガの代償が出やすい。
ここで左右差を見つけて、その人に必要な種目を足す——これがうちのやり方です。
見るのは3つ——①膝が内側に入っていないか(knee-in)=中殿筋が使えていないサイン ②骨盤が水平に保てているか=片側が落ちるなら支持側の安定性不足 ③左右で差がないか=痛みや古いケガの代償が出やすい。
ここで左右差を見つけて、その人に必要な種目を足す——これがうちのやり方です。
教え方のコツ
まず自重・台なし(スプリットスクワット)から。できたら後ろ足を台に乗せる。台は低めから(膝〜脛の高さ)。
足の前後幅は「前脚のすねが床と垂直」が目安。前脚に7〜8割荷重。バランスが取れない人は壁や柱に手を添えてOK——最初から完成形をやらせない。
できない人がいて当たり前の空気を作るのが、指導者の腕の見せどころ。
足の前後幅は「前脚のすねが床と垂直」が目安。前脚に7〜8割荷重。バランスが取れない人は壁や柱に手を添えてOK——最初から完成形をやらせない。
できない人がいて当たり前の空気を作るのが、指導者の腕の見せどころ。
▶ ここでエピソードを1本(最後なので一番いいやつを)
型:膝や腰の不安・階段がつらい・左右差があったお客様が、片脚のトレーニングで日常が変わった話
E 採用への布石「今日はここまで細かくやりましたけど、これ全部、入ってくれたら1つずつ教育として渡していく中身です。」
エピソードの締め方(全種目共通の型)
「…っていうお客様がいて。だから僕はここまで細かく教えるんです。それって別にうざいんじゃなくて、その人の人生に寄り添うなら、これくらいやっていいと思ってるからで。」
→ 参加者の「そこまでやるんだ」という驚きと納得を作る。技術より、これが一番記憶に残ります。
→ 参加者の「そこまでやるんだ」という驚きと納得を作る。技術より、これが一番記憶に残ります。
03パーソナル受講(20:23–21:28/65分)
ここまでは「教える側」。ここからは参加者がお客様として受ける側になります。
- 最大8名 → 4名×2グループに分割(里森さんグループ/五味さんグループ)。人数が少なければ1グループ
- 同じ種目を"される側"で体感することで、前半の指導の意味が腹落ちする
- ここでの主役は技術ではなく「関わり方・寄り添い」。声かけ、フォームの直し方、褒め方、記録の取り方(カルテ)を"体で"見せる
設計意図(当日は言わなくていい)
参加者が 「お客様としてこんなに気持ちよく受けられるなら、自分もこういうトレーナーになりたい」 と思う瞬間を作る=採用動機の最大化。今日の山はここです。時間が押しても削らないでください。
04直前チェック
- エピソード6本——上の記入欄が空のままなら、設営枠(16:30–17:30)で口頭で決めてください。ここが今日いちばんの弱点です
- 懸垂:アシストバンド・補助・マシン代替(引けない人がいる前提)
- ブルガリアンスクワット:台を人数分/手を添えられる壁・柱の位置
- 4名×2グループの分割の合図(誰がどちらへ行くか)
- 里森さんが中島に振るときの合図(例:「ね、中島さん」)
- 撮影のOK/NGパートをどこで切るか(当日アナウンスする)
1メニュー18分です
進め方ページには「6メニュー×15分」と書いた案もありますが、8/22に確定した台本は18分×6(終了21:38・会場は22:00まで)。18分で回してください。